“soduk journal” vol.1
“slit knit trousers”
sodukからお届けしたいテーマや事柄を厳選して日記のように皆さんにお送りする、“soduk journal” (スドークジャーナル)が今月からスタートします。
記念すべき第1回目のテーマは、sodukの中でも定番のアイテムとなっている “slit knit trousers” についてお届けします。
2018年にスタートしたsodukの中でファーストシーズンから継続して作り続けてきたいくつかのピースがあります。このニットパンツもその中のひとつで、(ファーストシーズンはセンタースリットにかけたメローステッチが無いので、厳密にはセカンドシーズンから継続しているピースですが、笑)新しいデザインがコレクションの全てではない、ずっとそこにある安心感のようなsodukを語る上で外せないアイテムです。
横から見た時も立体的に浮き出して見えるようにデザインされたパンツ。チームの中でスタイリングを組む時などに、このパンツは「ニットパンツ、ウネウネの方で!」と愛称で呼ばれたりしています。
センタースリットに入ったこちらのメローステッチは、商品になるまでに何度も修正を重ねて今の密度感が完成しました。白のステッチの下から見えるニットの緑色をいかに見せなくするかを工場の方々と相談しながら現在の形で皆さんに届けられるようになりました。この密度を高く保つことで初めて、このパンツのデザインポイントである「ウネウネ」が完成するのです。
継続して作られた、とこれまで言ってきましたが、実は今回のニットパンツではニットの特性を活かして新しいテクニックを取り入れています。
左右にこのようにニットを広げると、下から水色の糸色が浮き出てくるのが見えますでしょうか?
こちらは上糸と下糸で色を変えて緑色と水色のグラデーションを楽しめるようにデザインされています。
着る人によってスタイリングも変わってくると思うのでこちらのパンツはSサイズとMサイズの2サイズ展開になっています。股下の長さのみ変えています。
リブで仕立てたニットパンツは本当に伸縮性が高いので、マタニティウェアとしてもおすすめです。
第1回目のsoduk journalは以上になります。
これからもこのような形で皆さんにお届けしたいことを日記のように語りかけられたらいいなと思っています。そしてそれぞれのワードローブの中にsodukの服たちがそっと溶け込んでいきますように。
今回ご紹介した“slit knit trousers”シリーズは
こちら