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“soduk journal” vol.8
“we make soduk wear! - knitted items from
2024 spring summer collection”

sodukからお届けしたいテーマや事柄を厳選して日記のように皆さんにお送りする、“soduk journal” (スドークジャーナル)。

第8回目は、“we make soduk wear!”

このシリーズでは、sodukのコレクションアイテムをピックアップしながら、sodukがみなさまにお届けしているsoduk wearとは一体どんな洋服なのかについて書いていきます。

第2弾となる今回のテーマは、soduk 2024 spring / summer collectionで私たちが提案するニットウェア。

どれも個性豊かで1アイテム取り入れるだけで、スタイリングの主役になっちゃうような今季らしいニットウェアの、ウェブサイトだけでは見えてこなかった魅力を紐解きます。

まずはデザイナー 工藤が特にお気に入りだという2つのアイテムから。




固定概念を取っ払って、自由な発想で作り上げたsodukらしいニットアイテム。

このニットの制作にあたっては、ギンガムチェックやタータンチェックのような、縦と横のストライプの重なりをニットで表現したかったという工藤。ただニットづくりの制約上、色の交わりを編みで表現することはできませんでした。そこで、2枚のストライプ模様の薄いニットが重なることで、チェックのように交差し、色が交わる仕様にしました。そうすることで、赤ストライプが表にくるチェックと、青ストライプが表にくるチェックの2つを楽しめるリバーシブルに。



いつものthermal knit シリーズがユニークなドッキングアイテムに。

オーバーサイズのトップスを重ね着しているようなデザインは、着古した古着を重ねたナードな(=自分の世界があって、いい意味でオタクっぽい)女の子みたいなスタイルに。袖口のクラッシュが目を惹きます。縫い合わせなくてもトップスを作ることができるニット素材なのに、わざとカットソーみたいにパネルを縫い合わせてニットの旨みを消しちゃうナードっぽさも愛着が湧く1枚です。

ここからは順番に今シーズンのニットアイテムを見ていきます。



ひらめきをイメージしている工藤のグラフィックが印象的なニットベスト。

スラブの糸を少し垂らすことでモードな雰囲気に。よく見ると袖口のディテールがVネックに、首元はクルーになっていて、袖に首を通してマフラーみたいにしても可愛いかも?と、スタイリングはあなた次第な1枚。社会が用意したニットベストの着方をどんどん自己流にアレンジしたくなってきます。



これまでは素材や柄スタイリングの主役感を出すことが多かったsodukのニットですが、このニットベストでは、ソリッドな素材感でシンプルに、でもこれさえ着ておけばどこへでもいける。そんな主役感を持っているアイテムです。

シャツドレスに合わせて、綺麗めに着こなしても、オーバーサイズのボトムとトップの上にさらに大きなこのニットを重ねて、ヒップホップっぽく着こなすことも。工藤のお気に入りはカジュアルなTシャツとデニムを合わせるスタイル。

あくまで日常着として、他に合わせるアイテムにかかわらず、このアイテムを身につけていれば、なんだか様になるという今シーズンの精神性にも通ずる着こなしです。

次は、コットンニットでサラッと着れる2アイテム。



とにかく穴がたくさん開いているプルオーバータイプのニットトップ。

袖のホールはどこから手を出しても着用可能です。長袖の季節から半袖を着たくなってくる季節までずっと着られるオールシーズンアイテム。コンパクトなサイズなので、シンプルにワイドパンツなどとの合わせもおすすめです。



その名の通り2wayで着られるカーディガン。

プルオーバーのように着れば、前から見た時の優等生っぽさと後ろから見た時の遊び心が出会ったひとをハッとさせるかもしれない1枚。バックプリントが可愛い古着のTシャツとかをレイヤードする際にもおすすめです。もちろんちょっとしたカーディガンとして、エアコンの季節にも。



drawing knitがシャリ感のあるコットンニットになって帰ってきました。

大胆にペイントを施すことで、ミセスっぽさを出さずにsodukらしい1枚に。編み地の透け感が最大の特徴。好きなバンドのTシャツや、お気に入りの柄トップスと一緒にスタイリングすれば、あなたらしい着こなしを楽しめそう。



定番アイテムのpatchwork knit cardiganから、新色が登場。

本来はリボンを前に結ぶことを想定して作ったアイテムですが、ある撮影でスタイリストさんが後ろ前を逆に着てプルオーバーのような着方を提案してくれたのがきっかけで、soduk team公認の着こなしに。制作後にデザインを修正しないまま、2wayアイテムになった珍しいアイテムです。



オーバーサイズのリラックス感と縦ラインの配色がどこかsodukっぽさを感じるタートルネックトップス。

薄手なのでインナーとしても使えます。表面の凹凸はプリーツ加工ではなく、タックなので、(熱などによって)テクスチャーがなくなりません。首元と胴のタックが互い違いになっているのもポイントです。



実はこのニット、編み地が裏表逆になっています。

本来は表にくるはずの面を裏側に持ってくることで、ちょっと飛びている糸と場所によって太さが変わるネップ糸の凹凸がプレイフルな編み地に。
前回の“we make soduk wear!” で紹介した、striped knitを作ったときと同じ手法で波のようなストライプ模様を作りました。



今回のjournalは、盛りだくさんでした。

これからもsoduk teamしか知らないようなちょっとした裏話やウェブサイトだけでは伝わらないアイテムのことをsoduk jouralを通して、お伝えできればと思います。

次回は、2024 spring / summer collection(2024年3月5日〜)から、みなさまにお届けしている梱包紙やちょっとしたギフトについて、書いていこうと思います。

おたのしみに!

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